シンガポールと日本との関係

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シンガポールと日本との関係

シンガポールと日本の関係の多くは経済的結びつきが殆どであり、政治的・文化的な交流よりも経済関係を2国は望んでいるようです。

 

貿易に関しては日本側が貿易黒字になっていますが深刻な貿易摩擦にはなっていません。(輸出額2兆円、輸入額1兆7000億円)。シンガポールの全輸入額の8%は日本からとなっていて、輸入品目としては機械・化学品・金属製品が主です。逆に日本への輸出はシンガポールの全輸出の5%程度となっていて、化学製品、半導体電子部品、精製燃料が主な輸出品です。

 

現在の経済交流は活発ですがシンガポールがイギリスから独立した当初は戦争の記憶と倍賞で関係が悪く、度々反日デモや日本製品ボイコットも行われていました。日本とシンガポールの関係が改善してきたのは1980年代に入ってからで政府が経済成長するために勤勉な「日本に学べ」という施策を展開したことに始まります。終身雇用や年功序列といった日本企業文化も研究されたようですね。

 

この時から日本からシンガポールには多くの技術と投資を提供しています。電気・電子・IT系においてはシンガポール人への訓練を実施したり、技師や教員を派遣したりしてきました。

 

日本企業にとってのシンガポールとは

日本企業にとってのみではありませんがシンガポールはアジアのハブとしての位置づけが大きいですね。日本製品を輸出する際に一旦シンガポールに製品が届けられ、そこからアジア諸国へ送られる貿易の中継地点となっています。また日本のガソリンの輸入拠点としても役割を担っています。ガソリンは中東で採掘した原油をシンガポールで精製し東アジアの各地へ輸出されているからです。

 

現在日本とシンガポールは「日本・シンガポール新時代経済連携協定」EPAに同意。自由貿易協定FTAでは日本からシンガポールへの輸出に関する関税は撤廃、シンガポールから日本への関税は95%撤廃に合意し新たな両国関係の局面に入ってきました。